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対応エリアや時間を確認する

水回りトラブルの修理業者を選ぶ場合、「対応エリア」と「営業時間」を気にする必要があります。 両者を詳しく見ていきましょう。

◎対応エリアとは何?

修理業者は、それぞれ対応エリアが決まっています。 対応エリアとは、お客様の依頼から迅速に駆けつけることができるエリアであり、1店舗で地域に根差した営業をおこなう業者の場合は、対応エリアは小さくなります。 逆に、営業所が多く社員が多い大手の業者では、島やへき地を除いて全国対応している場合もあります。

◎営業時間の確認と時間外料金

”24時間265日年中無休で受け付けています”というCMを良く見かけます。 24時間営業であるからといって、深夜も日中と同じ料金で対応してもらえるというわけではありません。

大きな業者や都会にある業者の場合、深夜も追加料金なしで対応しているところは多くあります。 しかし、全ての業者が深夜料金や休日料金を無料で対応してくれるわけではありません。

時間外料金・深夜料金・休日料金を取る業者はたくさんありますし、むしろ無料の場合が少ないくらいです。 また、対応エリア内であっても、時間外の場合は、距離によって追加料金が変わる場合もあるのです。

24時間と載っていても、依頼する前に必ず時間外料金はいくらなのかの確認をしてから依頼しましょう。 トラブルが起きたときは、気が動転していますから、あまり確認せずに業者を選んでしまいがちです。 安易な選択は後で後悔することになりますから、まずは止水栓を閉めて落ち着いてから対処しましょう。

◎修理業者の選び方

1.水道局の指定修理業者であること

2.料金をホームページなどに明確に表示していること

3.営業実績があり、施工数が多い

4.口コミの評判が良い

5.営業時間と対応エリアに問題はないか

6.アフターフォローと保証サービスは充実している

7.見積もり金額を出してくれる

8.会社の経営状態は良いか(経営に困っていると、無理やり高い修理をされる場合も)

9.会社の所在地や連絡先を明記している

などなど…

≪自宅に来たとき≫

1.修理の前に最終の見積もり金額・故障箇所・修理内容・時間などを説明してくれる

2.修理中に新たな問題が発覚した場合、勝手に直さず住人の許可を得る

3.住人の不安を煽って、多くの修理をさせようとしない

4.修理後はきれいに掃除してゴミを持ち帰る

などなど…

自分で修理できるかチェックする

水回りの設備から水漏れが起きている場合、その原因を早く突き止める必要があります。 放っておくと、給水設備の場合は水道料金がどんどん加算されていきますし、排水設備の場合は、そのままにしているとどんどん住宅が傷んでしまい、余計な出費が必要になってしまいます。

水漏れの原因を確認して、自分で修理できるものか、プロに依頼した方が良いのか、なるべく早い決断が必要です。 業者選びもすぐに出来るように、普段から依頼する業者を選んでおくと良いですね。

◎水回りの工事業者の費用

業者に依頼すると、来てもらうだけで出張費と見積もり料金で約5千円ほどかかってしまいます。 そこに作業料金と部品代がプラスされて、どんな簡単な修理依頼であっても、1万円弱はかかってしまいます。

夜中や早朝・休日・対応エリア外などでは、それ以上に料金が別途発生します。 簡単な部品交換で数百円で済むものを、1万円も支払うのはもったいないですよね。

また、逆に自分で修理するのは止めておいた方が良い場合もあります。 自分で直せるか、業者に依頼するべきか、きちんと見極めましょう。

◎修理費用は保険でカバーできる

一戸建ての場合、火災保険に加入している方は多いですよね。 この火災保険は、火災の他にも、台風や洪水・水漏れ事故や盗難被害・建物破損なども補償されます。 もちろん、加入の際に保証内容に加える必要があるので、加入の際は確認する必要があります。

マンションの場合は、共有部分は管理組合の損害保険、専有部分は加入が義務づけられた損害保険でカバーします。 賃貸マンションの場合は、管理会社に確認しましょう。

アパートの場合、まずは大家さんに相談しましょう。 自分で直す場合は、加入が義務付けられた損害保険でカバーします。

いずれの保険も、保証内容に水漏れが入っていることが条件です。 自分の保険はカバーできるものか、証書を確認してみましょう。

◎水漏れにより高額になった水道料金は、申請すれば一部戻ってくる

住宅の給水設備に水漏れが起きると、水道料金が高額になります。 水道料金が異常に高くなることで、水漏れに気づく方も多いのではないでしょうか?

この高額になった水道料金は、水道局指定の工事業者で修理したあとに、管轄の水道局に申請すれば、支払った水道料金の何割かは還付されます。 戻ってくる金額は、それぞれの場合により水道局職員が話し合って決めるので、いくら戻ってくるという決まった金額はありません。

◎水道局指定工事店とは何?

各地の水道局が、法に基づいて適正に修理をすることができる業者に対して、「水道局指定給水装置工事事業者」としてお墨付きを与えます。 指定を受けるための条件は、全国各地でほぼ同じです。

水道業者として営業しようとする場合、各地の水道局に指定の申請をする必要があります。 指定業者でないということは、申請できない何らかの理由があるのかもしれないということを疑いましょう。

◎もしも非指定店に依頼して修理したら?

”安かったからつい…”と、水道局の指定工事店以外の業者に依頼して修理をした場合、どうなるのでしょう? 水漏れにより高額になった水道料金は、指定工事店で修理した場合、水道料金の何割か還付されます(還付額はそれぞれ異なる)。

しかし、非指定工事業者では水道料金が還付されません。 それどころか、火災保険で水漏れ保証をしていても、保険が下りない恐れや、場合によっては水道の給水を止められてしまう場合もあるのです。 水回りの修理は、値段に左右される前に、その業者が水道局指定工事店であるか確認しましょう。

洗濯機・エアコンの水漏れ修理

◎洗濯機

≪水漏れ≫

◉蛇口→部品や蛇口はホームセンターに売っています。 ◉洗濯機本体→保証期間内(保証期間は1年・延長保証なら3~5年)であればメーカーに相談しましょう。水漏れの原因としては、給水ホース・取り付け部分・ドラムの破損・排水ホース・結露など ◉排水口→排水口の流れが悪く、水が溢れてくる状態

給水ホースや排水ホースの穴の場合、ホームセンターで防水のコーキング材と防水テープを購入して穴を塞ぎましょう。 給水ホースはジョイント部分も含めて売っています。新しいモノを購入してきて簡単に取り付けるという方法もあります。 本体からの水漏れの場合、業者に故障箇所と修理費用を聞いたうえで、直すか新しいモノを購入するか決めましょう。

≪排水口の詰まり≫

あまり知られてはいませんが、洗濯機の排水口は、定期的に手入れをしないと詰まって流れにくくなり、水が溢れてくる事故がよく起こります。 洗濯機には糸くずを集めるネットがありますが、それだけではすべてのゴミを集めれるわけはなく、排水口のトラップ部分に溜まっていきます。

ここを半年に1度くらいは掃除しないと、排水の流れが悪くなります。 また、排管内部の掃除も、最低でも年に1度はした方が良いでしょう。

※洗濯機の排水トラップ内部の掃除:

1.洗濯機の排水ホースを外す→排水口の差込口を外す→中のパーツを外す→水が溜まっていて臭いや虫の侵入を防ぎます→最後の取り付けフランジにゴミが溜まっています

2.ゴミを取って排水トラップのパーツをすべて掃除しましょう。

3.取り外した逆の順番で組み立てていきます。最後にコップ一杯の水を注いで臭いや虫が上がってくるのを防ぎましょう。

◎エアコン

≪水漏れ≫

エアコン内部から出た水は、下の受け皿に溜まり、ドレンホースを通って外の室外機の付近に排出されます。

水漏れの原因として考えられるのは、 ◉ドレンホースを含めた排水経路にゴミが詰まって、水が受け皿から溢れた。 ◉エアコンが室内に傾けて設置してあり、本来ドレンホースニ排出される水が反対側に流れてきた。 などの理由が挙げられます。

エアコンが傾けて設置されている場合、取り付けた業者に問い合わせてみましょう。 ドレンホースにゴミが詰まっている場合は、ホース内に水が溜まっていないようなら掃除機で吸ってみましょう。

水が溜まっているのなら、掃除機は壊れる恐れがありので使わなないようにしましょう。 濡れているドレンホースには、ドレンクリーナーで対処します。ドレンホース内部を吸入してゴミを吸い出します。

≪お手入れ≫

エアコンのドレンホースの排出口は外にあるので、そこから虫が室内に侵入してきます。 口の部分に防虫ネットを設置しておきましょう。

エアコンのフィルターは定期的に外して掃除しましょう。 内部の冷却フィンは、専用のスプレーもありますが、いらない歯ブラシで一枚一枚丁寧に掃除すると良いでしょう。

エアコン内部をキレイに掃除しておくと、アレル物質が室内にまかれることを防止できます。 また、冷房効率を上げて電気代を押さえたり、カビや埃で排水経路が塞がるのを防ぎます。 エアコンクリーニングを業者に依頼すると、約1万円ほどかかります。

トイレの修理

◎トイレの水漏れトラブル

≪タンクからの水漏れ≫

流していなくとも便器に水が流れている場合、タンクに原因がある場合がほとんどです。まずは元栓を止めてタンクのふたを開けてみましょう。

レバーとタンクの水をせき止める浮きゴムを繋ぐ鎖が外れていたり、パッキンが劣化していたり、内部にゴミが溜まってそこから水漏れが生じていたりと、原因は様々です。 しかし、タンクの構造はとても単純なので、ホームセンターで部品を手に入れて自分で修理することは比較的簡単です。
具体的な修理方法はこちらに記載しておりますので、参考になさって下さい。
自分で直す!トイレのつまり・水漏れ修理の方法

≪洗浄管接続部からの水漏れ≫

タンクと便器は、洗浄管と言う金属のパイプでつながっています。 この管の接続部のネジがゆるんだりパッキンが劣化すると、水漏れがおきます。 トイレットペーパを巻いてみて、どこから漏れているか確認しましょう。

≪ウォシュレットからの水漏れ≫

温水便座本体か接続配管からの水漏れが疑われます。 接続部分のパッキンの劣化なら自力で直すことは可能です(電源を必ず抜いて作業しましょう)。 家電製品を素人が扱うのは危険ですので、メーカーの保証期間内ならば、メーカーに依頼した方が安全・安心です。
ウォシュレットは電化製品なので、水に弱い面がありますので、自分で修理するときは気をつけて下さいね。

≪便器や床下からの水漏れ≫

便器が割れていて床に水が染み出してくる場合、少々の割れなら自力で直すことは可能です。 しかし、あまりひどい割れの場合は、新しい便器を設置しなければなりません。

他に考えれるのは、便器の結露や排水フランジ部分の水漏れです。 排水フランジの漏れは、パッキンの経年劣化などにより起きます。 この場合は、専門業者にて対処してもらうしかありません。

◎トイレの詰まり

≪トイレットペーパーの詰まり≫

水洗トイレの詰まりの大半は、トイレットペーパーを一度に流し過ぎたことによって起きます。 ほとんどの場合は、ラバーカップ(スッポン)ですぐに対処することができます。
それ以外に多いのは、トイレットペーパー以外の異物を入れてしまった場合が多いです。子供のおもちゃだったり、水溶性じゃない紙類ですね。
これらも、多くはラバーカップで直ってしまうことが殆どですので、用意しておいと良いでしょう。
ラバーカップはホームセンターや100円ショップに売っています。

ラバーカップがないお宅で夜中にトイレが詰まったら、翌朝まで待ってからバケツの水を流してみましょう。 トイレットペーパーは水に溶けるので、時間が経つと流れる場合があります。

急ぐなら、手を突っ込んで詰まりを取るという最終手段もあります。 最終手段は出来れば避けたいですが、そうならないように、トイレットペーパーを多く流す時は、何度かに分けて流すと、トイレが詰まる心配はなくなります。

≪大事なものを便器に落とした≫

用を足した後、パンツのポケットに入れておいた携帯電話や財布を便器に落としてしまった、というケースは良くあることです。 ”大事なものは、意を決して手を入れて拾う”場合もあるでしょうが、泣く泣く諦めて流してしまうという場合もあるのではないでしょうか?

しかし、トイレに汚物とトイレットペーパー以外は流すべきではありません。 ボールペンや普通のティッシュペーパーでさえ、配管の途中で詰まってしまい、結局業者を呼んで対処しなければいけなくなる恐れもあるのです。

たとえ小さなイヤリングであっても、どうにかして拾うことが、その後の事故を防ぐことになるのです。

◎トイレの悪臭

≪便器の水が蒸発して(水位が低下して)の悪臭≫

本来、トイレの便器に水が溜まっていること(便器トラップ)により、配管の内部の悪臭が室内に漏れてこないことになっています。

しかし、長い間使っていないトイレは、便器の水が蒸発してしまい、配管の臭いが部屋に入ってきてしまいます。 また、完全に流れずにトイレットペーパーが便器のカーブにあった場合、便器の水を配管内部に汲み上げてしまい、便器の水が無くなって、配管内部の臭いが漏れてきてしまいます。 1階と2階の両方にトイレがある場合などでは、1階のトイレを流すと、使っていない2階のトイレのトラップ内の水が引っ張られて、水位が下がることがあります(破封)。

いずれの場合も、便器に水を溜めれば臭いは解消されます。

≪便器と床の設置面からの悪臭≫

便器と床を接続している設置面には、粘土状のパッキンで隙間なく密封されています。 新築の場合は、業者にやり直してもらった方が良いです。

年数が経ったお宅の場合、パッキンが乾燥して隙間ができている可能性があります。 また、床と便器の隙間には、少しの水分であっても、毛細管現象により、内部に浸み込んで行ってしまいます。

男性が立小便をした場合、この隙間に小便が入り込んで悪臭がします。 座っている場合であっても、便座と便器の隙間から漏れだし(男性の場合に多い)、少しずづ染み込む場合があります。

新しくパッキンで塞いで、臭いが漏れないようにしましょう。

◎突然のトラブルに備える

1.止水栓の締め方を確認しておく

水漏れが生じた場合、そのままにしておくと、どんどん水道料金が高くなってしまいます。 止水栓を閉めてしまえば、それ以上水が流れる(漏れる)心配はなくなります。 また、修理する際も止水栓を閉めておこなうので、普段から閉め方を確認しておきましょう。

2.信頼できる業者を探しておく

夜中にトイレの水漏れトラブルに見舞われた場合、焦って業者に依頼してしまいがちです。 落ち着いていたら絶対に選ばない業者でも、焦っていると正確な判断が出来なくなり、結果高額な業者や悪徳業者につかまってしまう恐れもあるのです。

3.水漏れもカバーできる保険に加入しておく

あまり知られてはいませんが、水漏れトラブルは保険でカバーできます。

アパートなら大家さんに相談するか、加入が義務づけられた損害保険でカバーします。 マンションの共有部分なら管理組合が加入する保険で、専有部分なら加入が義務付けられた保険でカバーします。 一戸建てなら、施工会社やメーカーの保証期間内ならそちらへ、それ以外は火災保険でカバーします。

水漏れトラブルは、自然災害より頻繁に起こる可能性があります。 火災保険に加入する場合は、水漏れもカバーする保険に加入しましょう。

蛇口の修理

蛇口からの水漏れの場合、ホームセンターで部品を簡単に手に入れることができますし、素人でも比較的容易に修理することができます。 修理の方法を絵付きで説明したサイトや、修理しているところを紹介した動画もあるので、業者に依頼せず自分で修理する人は多くいます。

蛇口の水漏れや修理について知識を得ておき、突然のトラブルの場合でも落ち着いて対処できるようにしましょう。

◎蛇口から水漏れしていたら…

アパートなどの賃貸物件の場合→大家さんに連絡して対処法を相談する、 マンション・一戸建て等の新築物件なら→保証期間であれば施工業者やメーカーに確認する、 などです。

その他は水漏れの種類によって対処しましょう。 蛇口は、メーカーによっては製造が終了しているものもあるので、まったく同じタイプを付けれるとは限りませんが、規格が同じタイプのものは多く販売されているので、製造が終了しているものでも大丈夫です。

◎水漏れの種類

1.蛇口から漏れる

ハンドルの下から水漏れ→ナット下の三角パッキンの劣化、 パイプの付け根から水漏れ→水栓とナットを繋ぐナットの緩みかパッキンの劣化、 ハンドルを閉めても蛇口から水漏れする→蛇口内部のコマパッキンの摩耗です。

しかし、蛇口自体が古くなった場合、金属の摩耗で内部の部品を交換しても水漏れが直らない場合があります。 古い蛇口の場合は、部品の交換よりも蛇口を新しいものに変えたほうが、耐用年数も伸びますし安心です。

2.蛇口の付け根部分から漏れる

蛇口を壁に取り付けている部分は、水栓部分にシールを巻いて給水管にねじ込んでいますが、このシールが古くなると水漏れが生じてしまいます。 新たにシールテープを巻き直して取り付ける必要があります。

蛇口の付け根部分は、きちんと取り付けないと、水漏れだけでは済まずに蛇口ごと外れて、水が滝のようにあふれてしまう場合があります。 自信がない場合は、業者に依頼した方が、修理の手間と時間を節約できるだけではなく、きれいな仕上がりで確実に直しえもらえるので、修理後も安心して使えます。

≪作業に必要な道具≫

1.新しい蛇口や部品

2.シールテープ

3.水栓取外しレンチ

4.プラスドライバー

5.ピンセット

など…

◎自分で修理する時の注意点

≪止水栓を閉めて作業する≫

蛇口を修理する基本は、「必ず止水栓を閉めて作業すること」です。 キッチンやトイレの止水栓は近くにあることが多いですが、家じゅうの水道を止める止水栓を閉めれば、安心して作業することができます。

≪無理そうだと思ったら業者に依頼する≫

中途半端に修理すると、”夜中に部品が外れて家じゅう水浸し…”なんて大惨事になる恐れもあります。 修理に自信がないなら、ケチらずに業者に依頼したほうが、結局はその後も安心して長く使うことができます。